編集委員・大村美香
晴天に恵まれた今月3日、東京・豊洲の公園にホルスタインがいた。4歳の母牛カン、10月に生まれたばかりのセブンとクー。「牛の赤ちゃんだ」。柵の前には人だかりができた。
酪農家によるネットワーク「地域交流牧場全国連絡会」が、全国規模で初めて主催した酪農体験イベント。各地から28人の酪農家が参加し、牛に与える牧草や穀物といった飼料の現物を展示するなど、牧場の雰囲気を少しでも体感できるよう自ら工夫を凝らした。
オンラインでの牧場中継では「牛は何歳まで生きるの?」「どうやって牛は赤ちゃんを産むのですか」と、子どもが素朴な疑問を酪農家に投げかけた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル