昨年1年間の山での遭難と水の事故の状況を警察庁がまとめ、17日に発表した。山での遭難者と死者・行方不明者はいずれも過去5年間で最も少なく、コロナ禍による登山道や山小屋の閉鎖などが影響した可能性があると同庁はみている。水の事故全体の遭難者数は前年から横ばいだったが、海で減る一方、河川では増えた。
山で遭難した人は前年より240人少ない2697人で、死者と行方不明者は21人減の278人だった。警察庁によると3千メートル級の山では遭難者が大幅に減り、富士山は5人、南アルプスの北岳は1人で2015~19年の5年間平均の5%前後。半面、住まいに近い里山などでは少し増えた。
発生した都道府県では北海道…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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