三重県桑名市の遊園地「ナガシマスパーランド」が17日、屋内施設などを除いて営業再開した。午前9時半の開場時に並んだのは50人余。青空に恵まれたが、政府の緊急事態宣言が出る前に一度再開した3月20日と比べると4分の1ほどで、そろりとした再開になった。
4月上旬から、1カ月余を経ての再開。小学生の娘と来た市内の女性は「こんなにすいているのは初めて」と驚いていた。新型コロナウイルスの感染防止策は、3月の再開時と同様に、入り口で客の体温をチェックし、アトラクションの座席を係員が走行ごとに消毒。さらに今回、客のマスク着用が必須で、軽食の販売所などには透明シートを張った。
県外からの来訪自粛を求めているが、名古屋市や岐阜市から訪れる人もおり、大阪府から来た家族は「ずっと家にいた子たちを遊ばせてあげたかった。消毒液も持参し、気をつけながら遊びます」と話した。(中根勉)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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