コーヒーにお茶、杯を重ねると カフェインの思わぬ過剰摂取にご用心

 勉強や仕事に疲れた時、コーヒーやお茶は眠気を覚まし、心にゆとりを与えてくれます。ただ、こうした飲み物に含まれるカフェインは、取りすぎるとめまいや心拍数の増加、震え、不眠、不安、下痢などの症状を引き起こすことがあり、注意が必要です。

 コーヒーに含まれるカフェインは100ミリリットルあたり60ミリグラム。1杯150ミリリットルとすると、1杯で90ミリグラムのカフェインを取る計算です。茶類にも、コーヒーほどではありませんが、カフェインは含まれています。

 エナジードリンクは、刺激のある味わいで青少年を中心に人気があります。含まれるカフェインの量は製品で異なりますが、1缶あたりコーヒー2杯分に相当するものもあります。

 このような、カフェインを一定量以上添加した清涼飲料水には、業界の自主ルールでカフェインの量が表示されています。

 では1日にどの程度の量なら、健康に悪影響を及ぼさないのでしょうか。

 カフェインの感受性は個人差…

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大村美香(おおむら・みか)朝日新聞記者
1991年4月朝日新聞社に入り、盛岡、千葉総局を経て96年4月に東京本社学芸部(家庭面担当、現在の生活面にあたる)。組織変更で所属部の名称がその後何回か変わるが、主に食の分野を取材。10年4月から16年4月まで編集委員(食・農担当)。共著に「あした何を食べますか?」(03年・朝日新聞社刊)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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