ゴルゴ13が休載、52年の歴史で初 作画過程「3密」

 漫画誌「ビッグコミック」(小学館)で連載中のさいとう・たかをさんの人気劇画「ゴルゴ13」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、連載52年の歴史で初めて休載することがわかった。9日発売号の掲載分を最後に「当面の間」(同編集部)休載する。

 制作が10人超のスタッフによる分業制で、スタッフの感染リスクや、長時間の密集環境で原稿用紙に直接執筆するなど「3密」の作画過程を維持することは困難と判断した。編集部は「今後も読者の皆様に『ゴルゴ13』をお届けし続けていくためには、スタッフの存在が不可欠であり、そのスタッフの安全を考慮した決断」としている。ゴルゴ13は、1968年11月から連載を開始。国籍不明のA級スナイパー、デューク東郷が主人公の劇画で、根強い人気を誇る。単行本など関連書籍の総発行部数は2億部を超えるという。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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