勝亦邦夫
ふるさと納税ができる自動販売機が、三重県桑名市内のゴルフ場に設置され、24日に運用が始まる。市外在住者が対象で、返礼品はその場ですぐに使えるクーポンだ。
市によると、この自販機の導入は県内で初めて。「東建多度カントリークラブ・名古屋」(桑名市多度町古野)のフロント横に設置された。寄付額(1万円、3万円、5万円、10万円)を選んで運転免許証で氏名や住所を読み取らせたうえで、必要事項を入力し、クレジットカードで決済する仕組み。手続きは数分で終了するという。
レシートは寄付額の3割に相当するクーポンになっており、プレー代や飲食代などの支払いに使える。寄付の証明書などは後日、郵送される。伊藤徳宇市長は「簡単に使えるので、気軽に桑名市を応援してもらえたら」と話している。
桑名市のふるさと納税の受け入れ額は2022年で約4億8300万円。自販機導入済みの他の自治体の例を踏まえ、月400万円の寄付を見込んでいる。(勝亦邦夫)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル