高橋淳
栃木県日光市で、ゴルフ場跡地や空き家から男性の切断された胴体や頭部などが見つかる事件があり、県警は住所不定、無職の石川泰治容疑者(75)ら男4人を死体遺棄などの疑いで逮捕したと8日、発表した。4人の認否は明らかにしていない。県警は遺体の身元の特定を進めている。
県警によると、ほかに逮捕されたのは、東京都足立区の代表社員中山正弘(64)、ともに宇都宮市在住の無職五代正一(55)と自称アルバイト従業員大塚泰史(43)の3容疑者。
4人の逮捕容疑は2020年2月ごろ~21年3月、共謀してスーツケースなどに入った男性の遺体を日光市内の空き家などに隠してその後、22年1月までの間に男性の胴体を同市内のゴルフ場跡地に遺棄したというもの。石川、中山、五代容疑者は、遺棄にあたって遺体の一部を電動工具で切るなどした疑いもある。県警は4人が別の人物から遺体が入ったスーツケースを預かった可能性があり、石川容疑者が遺棄を主導したとみて調べている。
亡くなった男性は身長160~170センチ程度、血液型はA型で40~70歳くらいとみられるという。(高橋淳)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル