日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)の海外逃亡を助けた容疑で米国から日本に移送されることになった米軍の特殊部隊「グリーンベレー」元隊員のマイケル・テイラー容疑者(60)は、2020年7月の米バニティフェア誌で、一連の経緯を詳細に語っていた。
同誌によると、マイケル容疑者は19年春、知人のレバノンの実業家から電話を受け、ゴーン元会長の逃亡計画を知らされた。実業家を介して元会長の妻キャロル氏と首都ベイルートで会い、元会長の日本での勾留について「捕虜のように扱われた」と聞かされた。自身も米国の刑務所に収容された経験があることから、「彼は被害者だと考え、共感した」といい、計画への参加を決めたという。
マイケル容疑者は海上作戦、空…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル