ゴーン被告、違法覚悟の逃亡「葛藤あった」 単独取材に

 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が10日、逃亡先のレバノンで朝日新聞の単独取材に応じた。逃亡を「違法な出国だった」と認め、自身への信頼性を損なうことを覚悟した上での行動だったと語った。「葛藤はあった。だが、(最高裁で決着するまで)10年ほども耐えろというのか」と主張した。

 ゴーン前会長は「私は65歳。裁判が終わるのを待つことはできない。迅速な裁判を望んだが、誰も気にかけてくれなかった」とも話した。また、「出国前の世論調査で、日本人の80%が私を有罪だと考えていた」と説明。「自身を弁護したかった」との思いを長い間抱いていたと訴えた。

 ゴーン前会長は8日に世界のメディア約60社を集めて会見し、日本の司法制度を非難。東京地検はその主張に反論し、「一方的な主張は、到底受け入れられない」などと批判した。

 これについて、10日のインタ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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