サウナの後は氷結湖でクールダウン、冬の十勝で究極に「ととのう」

【動画】サウナー究極のクールダウン 十勝で氷結湖に入る「アヴァント」=中沢滋人撮影

 凍結した湖面に穴を開けて、サウナ後に水風呂代わりに入る「アバント」。サウナの本場フィンランドで愛されているクールダウンの方法だ。そんなサウナーあこがれのアバントを体験できる施設が、北海道十勝地方に今月、お目見えした。

 1月15日。十勝平野の北西部。大雪山国立公園にほど近い新得町のダム湖「屈足(くったり)湖」は、凍結して一面の雪に覆われていた。湖畔近くの一角に、1メートル×1・5メートルの穴が開けられ、約15センチの氷の下から水がのぞいている場所がある。

 湖畔のサウナ小屋で十分に温まった水着姿の男性たちが、勢いよく飛び込む。水温は0・9度。水から顔を出すと、「あ~、最高~」と声を出した。

凍結した屈足湖に入り、サウナで温まった体をクールダウンする男性=2022年1月15日午後1時、北海道新得町

 はしごを上って体をふき、傍らにあるイスで、湖上の風景を見ながら、満足げな表情で小休止を取った。厳寒の大自然の中で「ととのう」感覚を堪能した。

 体験した帯広市のサウナ熱波…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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