札幌市で19日早朝、市街地を走る路面電車の軌道の除雪を行う「ササラ電車」が初出動した。記録が残る1980年以降の40年間で最も遅い出動となった。これまでで最も遅かったのは2009年の12月18日。昨年は11月15日だった。
黄色と黒のしま模様に身を包んだ全長約8メートルのササラ電車は、竹8万本でできた回転ブラシを前後にそなえ、軌道を走りながら雪を掃く。まだ暗い早朝の町に「さささ」と音が響き、雪が大きく舞い上がって電車を包んでいた。
札幌管区気象台によると、同日午前6時の札幌市中央区の積雪は8センチ。例年の4割程度という。(川村さくら)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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