元サッカー日本代表FWの森本貴幸選手(32)が、南米パラグアイの首都アスンシオンで15日夜にひき逃げ事件を起こしたとして、現地警察に逮捕された。現地メディアが報じた。逮捕後、アルコールも検出されたという。森本選手は今年2月から同国サッカー1部「スポルティボ・ルケーニョ」に所属している。
報道によると、森本選手はアスンシオン市内でバイクと衝突する事故を起こしたが、けが人を救護せずに現場を立ち去ったという。逃げた理由について、警察署長は現地メディアに対して「事故に驚いたことと、警察署がどこかわからなかったため」と話した。森本選手の弁護士が、被害者に対し、新しいバイクの購入などの賠償金を申し出ているという。
森本選手は2004年、15歳10カ月でJ1公式戦に出場し、当時の最年少出場記録を更新した。その後、イタリアのカターニアなどで活躍し、今年2月にルケーニョに入団していた。(サンパウロ=岡田玄)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル