サッポロビール園で従業員7人感染 当面営業休止に

 「サッポロビール園」(札幌市東区)は26日、従業員7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。当面は営業を休止し、感染者と接触した可能性のある従業員約200人を対象にPCR検査を進めている。札幌市はクラスター(感染者集団)が発生した可能性があるとみて、感染状況を調べている。

 19日にホールスタッフの20代男性が体調不良を訴え、21日に陽性が判明した。店舗も同日から営業を休止した。これまでに調理スタッフ1人を含む、20~40代の男女7人の従業員の感染を確認したという。親会社のサッポロビール広報部は「スタッフはマスクと手袋を着用しており、来園客に濃厚接触の該当者はいない」としている。

 サッポロビール園はビール原料の麦芽などの工場を転用して1966年開業した。生ビールとジンギスカンを楽しめる大型ビール園の草分けとして有名で、例年の夏場は計2300席余で営業していた。(戸田拓)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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