サバ缶でおしゃれ主菜 骨や汁ごとうまみナスに吸わせて

ごはんラボ 焼きナスのサバラグーのせ

拡大する焼きナスのサバラグーのせ=合田昌弘撮影

 簡単に手に入り、保存も利く。火を通さなくても食べられて、栄養も豊富。外出自粛でお世話になった人も多そうな缶詰を食卓の味方にするレシピを、4回シリーズで紹介します。

 1回目は近年人気沸騰中のサバ缶です。料理監修の有馬邦明シェフは「骨や皮までまるごと食べられるのが缶詰のいいところ。汁も捨てずに使うことでうまみがアップします」。組み合わせるのはこんがり焼いた旬のナス。缶の汁も余さず吸い込ませた満足感のあるメニューです。

 ラグーとは肉や魚介類を細かく切って煮込んで作るソースのこと。味が染みわたるようになじむまで煮込みます。味付けはもともと缶詰に含まれている塩分を生かし、足りない部分をみそで補います。

 フォークとナイフでいただけば、おしゃれな主菜にぴったり。冷めてもおいしいひと品です。はしで食べるならあらかじめナスを一口大に切り、ソースをからめてもよいでしょう。(小林未来)

焼きナスのサバラグーのせ

監修:有馬邦明(パッソ・ア・パッソ)

材料(2人前)

□ サバ水煮缶 1缶(190g)

□ 米ナス 1個

□ トマト 1個

□ タマネギ 1/2個

□ ニンニク 1/2片

□ オリーブ油 50~80ml

□ みそ 小さじ1/2

□ 水 大さじ2

□ イタリアンパセリ みじん切り2つまみ

【作り方】

①ニンニクはつぶして粗みじん切りに、タマネギはみじん切りにする。トマトは大きめの一口大に切る。ナスは皮をむき、厚めに4枚に切る。ステーキ状になるように、丸みのある端の部分は少し落とす。

②フライパンにオリーブ油50m…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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