中京テレビNEWS
今シニアが大注目のスポーツが「ピックルボール」。アメリカでは競技人口が300万人以上もいる人気スポーツで、日本にもブームが訪れる兆しが…。そのスポーツの魅力とは。
三重県いなべ市の集会場。ここに朝の9時から続々とシニアの方々が集まってきました。何が始まるのかと思いきや…行われていたのはかなりきつそうな筋トレ。
「ここに来て 、医者に行く回数が減ったとか、体が軽くなったとか聞きます」(一般社団法人元気クラブいなべ 的場弘毅さん)
いなべ市では、約15年前から高齢者のスポーツを推奨。市内84か所で行われていています。市の調査によると、医療費が運動しない人と比べて3割近く減ったという結果も。
総務省によると、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は約28%と推計されています(2018年9月15日時点)。国も年々増加する社会保障費の課題を受け、高齢者の運動を推進しています。
街のみなさんが、シニアスポーツと聞いて思い浮かべるのは?
「ゲートボールとか」(30代)
「太極拳とか」(40代)
「水泳とか、登山とか」(50代)
「ゲートボールとか」(20代)
「ゲートボートみたいな」(20代)
多かったのはやはりゲートボール。
愛好者は平成初期に100万人以上を誇りましたが、現在は50万人ほどに縮小。人気急上昇中はフランス発祥のペタンクや競技としての吹矢など、今やシニアスポーツの種類は増加。
シニアスポーツに「ピックボール」がおすすめ
東京都八王子市にある体育館で行われていたのは、テニスのようで卓球のような、見慣れない競技。
この競技は、“パドル”とよばれる板状のもので穴があいたボールを打ち合うスポーツ。競技名は「ピックルボール」。5年程前にアメリカから日本に入ってきました。
近年アメリカでは、シニアを中心に競技人口が300万人を突破した今、人気のスポーツ。
コートをよく見ると、シニアの姿も。
おいくつですか?
「70歳ちょっと過ぎです」
「私78歳です」(参加者)
この日の参加者の半分は60代から70代。日本の競技人口は、まだ1000人弱ですが、若い世代からシニアまで全世代が楽しめるのが特徴です。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース