中京テレビNEWS
中東・シリアで武装勢力に拘束されたフリージャーナリストの安田純平さんが、16日名古屋で講演会を開き、「現地で事実を知り、語ることが大切」と訴えました。
安田さんは紛争地での取材をライフワークにしていますが、2015年から3年4か月間、シリアで武装勢力に拘束されました。
講演で安田さんは、数々の紛争地の現実を紹介したほか、拘束時の生活にもふれ、「民家の一室で何もできず、生きて帰れるのか分からない日々が続いた」と、精神的に厳しい状況だったことを振り返りました。
その上で、「紛争地ではデマが飛び交い、事実とは違う情報で多くの犠牲者を生んでいる」と指摘しました。
また日本の大手メディアがあまり現地に入らない中、「何が正しいのかを見極める解析力のある記者が現地に行くべきだ」などと訴えていました。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース