主要7カ国(G7)農相会合が22、23日に宮崎市内で開かれる。会場周辺の警備は厳戒態勢に入り、「見えない脅威」のサイバー攻撃への対策も宮崎県警を中心に進められている。
農相会合の会場は、日向灘に面した宮崎市山崎町の「フェニックス・シーガイア・リゾート」内のシーガイアコンベンションセンター。市街地から離れ、ゴルフ場に囲まれた場所で「比較的守りやすい施設」(県警幹部)だが、会合終了後の23日からは、各国要人らによる市内の農業視察も予定されている。
会場周辺の海は、海上保安庁の巡視船や県警の警備艇などが監視。海岸から会場周辺などは県警や応援に入る九州各県などの警察官が、20日から24時間態勢で交通規制と海と空、陸の警戒にあたる。
20日は事前に爆発物などの不審物がないかを調べる一斉検索があり、警察官が松林や公園、海岸を確認して回った。不審車の侵入を止める鉄製のゲートや交通検問所も設置され、夕方からは会場前の通りの約1キロで関係車両以外の交通規制も始まった。
■岸田首相の事件受け、警備計…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル