ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏からの性被害を告白していた元ジャニーズJr.でミュージシャンのカウアン・オカモトさん(27)が8日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。事務所が性加害を認め、被害補償に乗り出すことを「少し心が楽になった」と評価した一方で、社名を変更すると決めていないことには疑問を呈した。
会見で社名について問われたオカモトさんは「ジャニーズの名前を使い続けることにはびっくりした。ジャニーズ事務所の夢を与えて人々を笑顔にした功績は消えることはないが、こうしてすべてが出てしまった中ではマイナスじゃないか」。
さらに「性加害のことを払拭(ふっしょく)し、会社が生まれ変わるのは、そう簡単なことではない」。社長に就任した東山紀之氏が一生をかけてこの問題に対応すると発言したことに触れ、被害救済については「覚悟があると言っていたので、一人ひとりに話を聞いて、向き合って補償していってほしい」と話した。
ジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川氏による未成年者への性加害の事実を認め、謝罪した7日の記者会見を受けて、カウアン・オカモトさん(27)が改めて会見を開きました。初めて被害を告白した4月の会見の後に起きたことも振り返っています。
一方、ジャニーズ事務所が過…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル