ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題をめぐり、事務所が設置した「再発防止特別チーム」からの聞き取りを受けた元ジャニーズJr.らが14日、記者会見を開いた。「今後提言される再発防止策に期待している」などと話した。
特別チームは外部の専門家らでつくられ、元タレントや事務所スタッフなど関係者のヒアリングなどを通して、再発防止策を策定するための調査を進めている。
会見したのは「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表の平本淳也さん(57)と副代表の石丸志門さん(55)ら。2人はこの日、それぞれ約2時間にわたって特別チームのヒアリングを受け、事務所に入った経緯や被害の内容、再発防止に対する意見などを話したという。
「心情に配慮するヒアリングと感じた」
平本さんは「丁寧に話を聞いてくれて、有意義な意見の交換ができた」。特別チームから被害者の救済として何を希望するか聞かれ、「こういった性加害の違反性について、エンターテインメント業界に広く意識をもってもらえるよう、事務所が率先して動く必要があるのではないか」と伝えたという。
当事者の会には新たなメンバーが参加され、記事の後半でご紹介しています。
石丸さんは「被害者の救済に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル