滝沢隆史
軽井沢を代表するクラシックホテル「万平ホテル」(長野県軽井沢町)は、創業130周年を迎える2024年に向けた大規模改修のため、来年1月から約1年半の間、ホテル営業を休止する。24年夏のリニューアルオープンをめざす。
1894年創業の万平ホテルは国内の西洋式ホテルの先駆けとされ、ジョン・レノンが避暑で滞在したことで有名だ。1936年建築の木造の本館アルプス館は、国の登録有形文化財にもなっている。
ホテルを運営する森トラスト(東京)によると、アルプス館は経年劣化が進んでおり、広範囲に及ぶ補強や改修が必要という。鉄筋コンクリート造りの別の棟も改築し、客室や宴会ホールなどの新施設を追加する予定だ。(滝沢隆史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル