出発まで2週間ほどに迫った東京五輪の聖火リレーで、著名人走者の辞退が相次いでいる。大会組織委員会は「コミュニケーション不足」と反省しきりだが、なぜこうなったのか。
リレー出発地となる福島県は6日、県内を走る予定だったアイドルグループ「TOKIO」と俳優の窪田正孝さんがランナーを辞退したことを発表した。
TOKIOは県内で続けていたテレビ番組ロケをきっかけに、原発事故の風評被害に苦しむ県産品のPRを担ってきた。窪田さんもNHKの連続テレビ小説で福島市出身の作曲家古関裕而(こせきゆうじ)をモデルにした主人公を演じた。
県とゆかりの深い著名人だっただけに、ネット上には「残念だけど仕方ない」「中で何が起きているの」などの投稿が相次いだ。
県によると、TOKIOと窪田…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル