28日に市長選が投開票される東京都府中市は、そのスピード開票で全国的に知られる。速さと正確さにこだわり、さまざまな工夫をこらしてきた。今回はあらたなシステムも導入し、より効率的な開票作業を目指す。
有権者21万人の前回選、わずか45分で確定
候補者が2人だった前回4年前の市長選。有権者数約21万人、投票者数6万7556人のなか、開票開始から確定までは、わずか45分だった。2016年の市長選は37分、12年は39分。同じ規模の他の自治体と比べても、そのスピードは圧倒的で、各地から視察が絶えない。
市選挙管理委員会の努力の歴史は長い。1967年には競艇場で使っていた紙幣の計数機を導入し、投票日の即日開票を可能にした。87年には折って入れても投票箱の中で自然に開く投票用紙を開発。後に全国に広まった。
選管が明かした「速さの秘訣」
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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