中京テレビ 「キャッチ!」 10月3日放送より
愛知県西尾市の河川敷で2日午後、スーツケースの中から白骨化した遺体が見つかった事件。同じスーツケースの中からは行方不明者届が出されている中国籍の37歳の女性の身分証が見つかっていたことが新たにわかりました。
3日午前。スーツケースが見つかった愛知県西尾市の堤防道路の、のり面には多くの捜査員の姿が。
「現場には一日経ったいまも規制線が張られていて、中では警察による鑑識作業が行われています」(中島彩花 記者)
異変に気付いたのは、草刈り作業をしていた男性作業員でした。
「初めは下げて動かした時に、何かおかしい臭いがちょっとする。これはちょっと異常だと。電話しようと」(通報した男性)
通報を受けた警察官が駆けつけると、異臭が漂うカギのついた旅行用のスーツケースを見つけたといいます。そして、ケースをこじ開け、中身を確認すると、白骨化した遺体が見つかったのです。
「嗅いだことのない臭い。40~50キロぐらいあったんじゃないかと。人が入っているなんて想定していないもん」(通報した男性)
警察は死体遺棄事件と断定し、捜査本部を設置。60人体制で捜査を進めています。
現場は、名鉄西尾駅から南東に約3キロ離れた河川敷で、周辺は住宅と田畑が混在する地域。人の背丈ほどある草が生い茂っていたといいます。
この場所について、近所に住む人は。
「不気味といえば不気味だね。街灯ないし人通り少ないし」
普段人通りとかどうですか?
「ないな。ないよ、人通りなんか。全然ないよ。犬の散歩はここを通る人はいるけど、中に入っていく人はいない」
日が暮れた午後8時半ごろ、現場周辺を歩いてみると。
「この辺りはたまに車が通るだけで、夜になると真っ暗な道です。まだ草が刈られていない状態の場所を見てみると草が生い茂っていて、下に置かれているものの様子は見ることができません」(間瀬由紀乃 記者)
夜になると辺りは真っ暗で、街灯もなく、周辺は何も見えない状態でした。
「本当びっくりだよ。正直ショックですな。そんな事件があると思ってないもん、こんなところでね」(近所の人)
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment