北九州市は25日、同市若松区の響灘緑地グリーンパークで、市内の小学3年の男児が特定外来生物のセアカゴケグモにかまれた疑いがあると発表した。男児は24日午後、敷地内のブランコ近くにあるトンネル内で、右手の中指を何かにかまれ、翌25日に保護者が届け出た。保健所職員らが調べたところ、トンネル内や周辺でセアカゴケグモの雄1匹と雌3匹が見つかり、駆除した。
市によると、男児はかまれて2、3時間ほどは痛みやしびれがあったが快復し、体調に問題はないという。セアカゴケグモにかまれて重症化すると、脱力や不眠などの全身症状が数週間続き、進行性の筋肉まひになることもある。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル