山本智之、能田英二
韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で起きた雑踏事故で亡くなった冨川芽生(めい)さん(26)の通夜が6日、地元・北海道根室市の斎場で営まれた。
午後4時ごろ、焼香が始まると、斎場には冨川さんと生前に親しくしていた友人らが相次いで訪れた。目に涙を浮かべながら、会場をあとにする人もいた。
冨川さんと根室高校で同級生だった会社員男性(25)は「最初は同姓同名の別人かと思った。なぜ亡くなったのか、信じられない気持ち」と悲しんだ。「これから実感がわくのかもしれないが、人の死について身内以上に感じさせられた」。同級生たちが連絡を取り合い、クラス一同で献花したという。
根室市内の会社員の男性(6…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル