ソフトバンクグループ(SBG、東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、約4200億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。2016年に約3兆円で買収した大手半導体会社の株をめぐって巨額の損失を計上したが、同国税局は損失額の一部を認めなかった模様だ。すでに修正申告したという。
数千億円規模の申告漏れは極めて異例。過去最高額とみられる。ただ、修正申告後も損失が上回っていたため、追徴課税はなかったという。
SBGは16年9月、英アームを240億ポンド(約3兆3千億円)で買収。SBGや関係者によると、SBGは18年、前年5月に設立した10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」(SVF)にアーム株の一部を現物出資した際、取得価格と時価評価額の差にあたる約1兆4千億円の損失を計上したという。…… 本文:520文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース