25種類ものたい焼きを製造し、冷凍販売しているたい焼きの専門店が福岡市南区にある。その名は「つしま愛ランド」。店も、たい焼きのラインアップも長崎の離島・対馬への愛があふれている。コロナ禍の中、通販が好調で、年明けには対馬市に「里帰り出店」も予定している。
南区三宅3丁目の建物1階にあるこぢんまりとした店舗で、数人のスタッフが次々とたい焼きを焼き、1個ずつパック詰めして冷凍していく。「愛(め)でたい焼き」と名付けられたたい焼きは、「ジャガめんたい」「イチゴ大福」など、たい焼きとはにわかに結びつかないものも。
こうした変わりたい焼きが生まれたのは、対馬へのこだわりがきっかけだったという。
社長の石丸美幸さん(58)は対馬出身。「対馬の活性化に貢献したい」と2019年1月、現在の場所に対馬の特産品を販売する店を開いた。
借りたのは以前たい焼き屋だった物件で、学生時代にたい焼き屋でのバイトをしたことがあった石丸さんは、残されていたたい焼き機も一緒に購入。「せっかく来たお客さんに喜んでもらいたい」と、50種類ほどの特産品を売る傍ら、黒あんと白あん入りのたい焼きを作って販売した。
そのうち、たい焼きにも「対…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment