ベトナム北部フート省で、腹痛を訴えて病院に駆け込んだ男性(20)の胃や腸内から、タピオカとみられる食べかすが二つみつかり、タピオカの過剰摂取による腸閉塞(へいそく)と診断されて手術を受けたことがわかった。現地紙トイチェ(電子版)が20日報じた。親類の話から、男性は食事代わりに愛飲するほどの「タピオカミルクティー中毒」だったとしている。
男性は20日ほど前から腹痛や便秘、吐き気を訴え、痛みが強くなったため19日に省の総合病院に移された。超音波検査で腸閉塞がわかり、手術を受けた。消化がうまくできない状態が続けば内臓が壊死(えし)し、死に至る恐れもあったという。
日本でブームのタピオカミルクティーは、ベトナムでも若者を中心に人気があり、店舗が急増している。一方で、糖分のとりすぎなど、健康管理に留意しながら飲むよう促す声も出ている。(ホーチミン=鈴木暁子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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