タモリさんから激励メッセージ 母校の吹奏楽部が10年ぶり県大会

松本江里加

 第39回福岡県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)の高校の部が6日、福岡市博多区の福岡サンパレスであった。26団体が息の合った演奏を披露。9団体が27日に熊本市で開かれる九州吹奏楽コンクールに推薦された。

 10年ぶりの県大会出場となった筑紫丘高校。大会前、吹奏楽部OBでタレントのタモリさんから「期待しています」との激励メッセージが届き、よりいっそう力を入れて練習してきたという。

 自由曲は「シネマ・シメリック」。最初は音の響きがそろわず、合奏練習では顧問の大石純子教諭が「むかついたことを思い出して」「おいしい物を思い浮かべて」と指示し、イメージに合う音色をそろえていった。村上彩花部長(17)は「みんなで探りながらの練習が楽しかった」と話す。

 結果は銀賞だった。村上さんは「緊張がまさって思い通りの演奏ができたとは言えないけど、このステージに立てたことに感謝したい」と話した。(松本江里加)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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