新型コロナウイルスに感染し、東京都内の病院に入院していたお笑いタレントでザ・ドリフターズの志村けん(しむら・けん、本名志村康徳〈しむら・やすのり〉)さんが29日午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。70歳だった。葬儀は近親者で営む。後日、お別れの会を開く予定。
所属事務所によると、志村さんは17日に倦怠(けんたい)感をおぼえ、自宅で静養。19日から発熱や呼吸困難の症状があり、20日に都内の病院に搬送され、重度の肺炎との診察を受けて入院した。23日に、新型コロナの検査で陽性が判明していた。感染経路については不明だが、濃厚接触者は特定され、自宅待機をしているという。
東京都東村山市生まれ。1968年の高校卒業直前にドリフの故・いかりや長介さんを訪ねて付き人になり、72年ごろに付き人同士でお笑いコンビ「マックボンボン」を結成した。24歳になった74年春には、ドリフの一員だった荒井注さんに代わってメンバーに。
いかりやさんや加藤茶さん、仲本工事さん、高木ブーさんの先輩たちに囲まれた生放送の「8時だョ!全員集合」では当初、伸び悩んだが、出身地の「東村山音頭」を歌って頭角をあらわした。
「カ~ラ~スなぜなくの、カラ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル