タンチョウ再発見100年、北海道に珍客 給餌場に来た「マナカナ」

 一時絶滅したと考えられていた国の特別天然記念物タンチョウが、北海道東部のいまの鶴居村で再発見されて3月で100年。今冬には保護の中核をなす釧路湿原近くの給餌場に「珍客」が現れ、人気者になった。

 3月初旬、タンチョウたちは伴侶を見つけて交尾をしたり、子を追い払って親離れを促したりしていた。

 村内にある厳寒期の二大給餌(きゅうじ)場「鶴見台」と「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」には、そうした姿を見ようと、多くの写真愛好家や観光客らが足を運んだ。

 ただ、再発見100年の節目の冬は、おもむきが違った。愛好家らが「マナカナ」と呼ぶツルが現れたからだ。

 「マナちゃん」は昨年12月…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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