ダイビングの受講生おぼれ死亡、インストラクター書類送検 業過容疑

杉山あかり

 神戸市垂水区の沖合で昨年10月5日、ダイビング中の女性(当時59)がおぼれ、約1カ月後に死亡した事故で、神戸海上保安部は20日、インストラクターをしていた兵庫県川西市の20代の女を業務上過失致死の疑いで神戸地検に書類送検し、発表した。神戸海保は厳重処分を求める意見を付けたという。認否は明らかにしていない。

 神戸海保によると、女は昨年10月5日午後1時ごろ、神戸市垂水区の沖合約60メートルの海上で、受講生の女性を海面に残して海底(深さ約3~5メートル)に潜るなど、注意義務を怠った疑いがある。女性はおぼれて救急搬送されたが、約1カ月後、溺水(できすい)による低酸素脳症で死亡した。

 女はインストラクターの資格を取得してから2年経っており、当時は神戸市のダイビングスクール会社に所属していたという。(杉山あかり)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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