地方競馬の名古屋競馬(愛知県弥富市)に所属する牝馬(ひんば)ヒカルアヤノヒメが18歳5カ月17日を迎えた9月27日、第4レース(ダート920メートル)に登場し、国内の最高齢出走記録を更新した。
2004年4月10日生まれで人間なら60~70歳ぐらい。中央競馬で牝馬として64年ぶりに日本ダービーを勝ったウオッカや、牝馬で37年ぶりに有馬記念を制したダイワスカーレットの同期にあたる。
地方競馬全国協会(NAR)によると、記録が残る1973年4月以降、ホッカイドウ競馬のクラベストダンサー(牝馬)が18年に18歳5カ月11日で出走したのが、これまでの最高齢。中央競馬では14歳の出走が最高という。
前走まで通算308戦14勝。309戦目となったこの日のレースは好スタート。序盤は10頭中4番目につけたが、結果は8着だった。尾崎章生騎手は「ただ回ってくるだけでなく見せ場を作った」とたたえた。井上哲調教師は「無事に走って新記録を達成し、心からうれしい」と話した。
ヒカルアヤノヒメは06年に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル