お笑いコンビのチュートリアル・徳井義実さんが、自身が立ち上げた会社が東京国税局から総額1億円を超える所得の申告漏れを指摘されたことを受けて、当面活動を自粛することが決まった。
吉本興業が10月26日、公式サイトで発表した。
「これからは、あらためて納税に対する意識、仕事のこと、自分自身のこと、しっかりと見つめ直していきたいと思っております」という徳井さんのコメントも掲載している。
吉本興業の発表などによると、テレビ出演料など徳井さんの所得を管理していた個人会社「チューリップ」は、設立した2009年以降たびたび申告漏れがあった。
税務署に促されて期限後に申告した分も、一部は未納付だったため、2016年5月には銀行預金を差し押さえられた。
ここ3年間は、税務申告を全くしていなかった。そのため2018年9月に国税局の税務調査を受け、総額1億を超える申告漏れや、旅行代など私的な支出を経費として計上したとする所得隠しを指摘された。
吉本興業によると、法人税の追徴課税は3700万円に上り、既に修正申告をし、納付したという。
徳井さんは10月23日に開いた記者会見で一連の経緯を説明し、謝罪していた。
公式サイトに掲載されたコメント全文は、以下の通り。
チュートリアル 徳井義実に関するご報告
弊社所属のチュートリアル 徳井義実(とくいよしみ/44歳)につきまして、以下のとおり、報告いたします。
徳井義実は、先日10月23日(水)に実施した会見において、国民の義務である納税義務を軽視し、手続きを怠ってしまったことを謝罪させていただきました。徳井義実は、こうした自身の行動を深く反省した結果、本日をもって、当面の間、活動を自粛することといたしました。
以下、徳井義実のコメントとなります。ご査収の程、お願いいたします。
「この度は、私の税金に関する問題において、世間の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をかけ、不信感を与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私自身深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました。これからは、あらためて納税に対する意識、仕事のこと、自分自身のこと、しっかりと見つめ直していきたいと思っております。本当に申し訳ございませんでした。 チュートリアル 徳井義実」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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