自宅で退屈されている人や運動不足の人は是非一緒に――。三重県松阪市が公式ツイッターで、「#おうち時間」をつけて呼びかけているのが「ラジオ体操第一『松阪版』」。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出の自粛が続き、ストレスもたまるこのごろ。気分転換にいかが。
「足横に出して胸の運動やに~」「チョーサヤ チョーサヤ」「深呼吸で終わりやに~」――。松阪版のラジオ体操では独特なかけ声が続く。ちなみに「チョーサヤ」は、夏の訪れを告げる松阪祇園まつりで用いられるかけ声だ。
全国各地に方言を使ったラジオ体操があることを知った市職員が、市民の健康増進につなげたいと、2018年に制作。その際に協力を仰いだのが県立松阪高校だった。実は「松阪弁」に厳格な定義があるわけではない。このため体操のフレーズには、高校生が使っている言葉を採用することにしたという。
当時の同校放送部員が音声を吹…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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