ののちゃんのDo科学
「水族館で見るチンアナゴってどんな魚?」 神奈川県・星野吉二さん(81)からの質問
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- ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。
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ののちゃん 水族館にいったら、「チンアナゴ」っていう面白い生き物がいた! ステッキみたいにひょろ長くて、砂から体を出して、みんなでゆらゆら。自然の中だと、どこにすんでいるのかな?
拡大するチンアナゴやニシキアナゴの群れ=すみだ水族館提供
藤原先生 熱帯・亜熱帯の海で、東南アジアのあたりにたくさんすんでいる。日本も静岡県より西側の海、とくに沖縄もある南西諸島あたりで発見報告が多いわ。水深15~20メートルぐらいの砂地にいるの。
のの チンアナゴって、変わった名前だよね。
先生 丸顔にきょろりとした目の顔つきが、狆(ちん)という犬に似ていることが由来よ。ちなみに、英語名は「スポッテッドガーデンイール(spotted garden eel)」。スポッテッドは「斑点がある」、ガーデンは「庭園」、イールは「ウナギ」。確かに群れでいるチンアナゴは、庭の草木みたいよね。
のの チンアナゴは、白地に黒の斑点模様だけど、水族館にはオレンジと白のしま模様のもいたよ。
先生 それは「ニシキアナゴ」。どちらも「ウナギ目アナゴ科チンアナゴ亜科」に属していて、アナゴ科の中でも、体がとても細く、砂から体を伸ばして生活するのが特徴なの。こうしたチンアナゴの仲間は、世界で約30種類見つかっている。水族館だと一緒にいるけれど、海では別々の群れをつくっているわ。
のの なぜ体を砂に入れ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル