本田大次郎
北海道・大雪山系旭岳(2291メートル)で、紅葉が見ごろを迎えている。中でも北側山腹にある裾合平では、高山植物のチングルマの葉が色づく草紅葉がピークになっている。
【動画】北海道の大雪山系旭岳が紅葉の見頃を迎え、中腹の裾合平では草紅葉が登山客を出迎えている=本田大次郎撮影
ロープウェーの終点から約2時間歩く裾合平は標高約1750メートル。初夏にはチングルマの白い花で埋め尽くされる。花が散った後に綿毛が現れ、さらに葉が朱色に色づき、一面を染め上げる。旭岳ビジターセンターによると、今年は特に赤色が鮮やかだという。
同センターは「紅葉はまもなくロープウェー乗り場がある旭岳温泉まで下りてくるので、まだまだ楽しめます」と話している。(本田大次郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル