持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算される将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Cリーグ第2試合、チーム木村VSチーム糸谷が5月30日に放送される。チーム木村(木村一基王位・行方尚史九段・野月浩貴八段)は今回が初戦。チーム糸谷(糸谷哲郎八段・高見泰地七段・都成竜馬六段)は、-1ポイントの状況で2戦目だ。
プロ将棋界初となる団体戦は、先鋒・中堅・大将がそれぞれ三番勝負を行い、対局1回につき1勝すれば+1ポイント、1敗すれば-1ポイントとなるルール。2勝1敗なら+1、2連勝で終えれば+2が得られる。3人が全勝すれば、最大で+6ポイントが得られる計算だ。
チーム木村は、3人が同い年で小学生以来の付き合いがある、まさに同志。チームワークについては、参加12チームの中でも群を抜いている。昨年、最年長での初タイトルを獲得した木村王位を中心に、タイトル経験者が2人いる若いチーム糸谷と、超早指し戦でどう戦うか。
事前に行われたファンの勝利予想アンケートには1488票が集まり、チーム木村の勝利を予想する人が57%だった。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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