菅義偉(すが・よしひで)官房長官は1日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止のために初めてテレビ会議方式で開催した閣議について「特に大きな問題はなかったように思う」と語った。本格的な導入の是非を判断するために「今回の試行における課題を精査していく」と述べた。
菅氏は「久しぶりに閣僚が顔を合わせて行う閣議の機会が持てたことは良かった」と感想を述べた。官邸から今回の閣議に参加した安倍晋三首相と菅氏以外の閣僚の署名は、他の持ち回り閣議案件の際に、あわせて行うという。
毎週火曜と金曜の定例閣議について、4月7日に緊急事態宣言を発令して以降は全閣僚が集まるのではなく、持ち回り形式で開いてきた。しかし、閣僚が顔を合わせての閣議を開催していない期間が続いたことから今回、試行的にテレビ会議方式で実施した。欠席はなく、5、6分で終了した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース