オリエンタルランドは30日、東京ディズニーランドとディズニーシーで9月1~29日に販売した粉末調味料「トリュフ塩」と「マロングラッセシュガー」(いずれも5グラム)のセット計5144個を回収すると発表した。
中身を入れ違えたため、包装のアレルギー表示を誤ったという。同社は乳アレルギーのある人は食べないように呼びかけている。30日時点で健康被害の申し出はないという。
同社によると、ポップコーンやチュロスなどにかけて使う「トリュフ塩」と「マロングラッセシュガー」を食事券と合わせて9月から販売した。袋には東京ディズニーリゾート40周年の絵柄が入っている。
29日に購入客から「包装と中身が違う」と指摘があった。
宮崎市の工場で、乳が含まれるマロングラッセシュガーが、誤ってトリュフ塩の袋に入れられ、アレルギーの原因物質を「無し」と表示するなどの食い違いがあるまま、販売していたという。
同社は「ゲストの安全と健康は最優先事項であり、今後このような事態が再び発生することのないよう、食の安全に対し、全力で取り組んでまいります」としている。
同社は30日から商品の販売を停止。再開は未定だ。10月1日から対応窓口(0120・131・676、午前10時~午後5時)を設け、商品の交換などを受け付ける。(三井新)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル