東京都世田谷区の私立認可保育園「ナオミ保育園分園ぶどうの木保育園」で、保育士が園児の額を指ではたくなどの虐待行為をしたことが2日、わかった。園を運営する法人は不適切な保育があったことを区などに認め、関わったとされる保育士ら2人を自宅待機にしている。保護者からは他にも虐待に関する情報が法人側に寄せられているといい、区は事実関係の確認を求めている。
社会福祉法人「ナオミの会」(同区)は1日、区に虐待に関する報告書を提出した。その内容に関する区の説明では、虐待は昨年10~11月、幼児クラス(3~5歳)であった。確認されたのは、園児の額を指ではたく「デコピン」をする▽昼寝の時間に言うことを聞かなかった園児のベッドを揺さぶり、「もう寝なくていい」と言う▽トイレに行きたい園児に我慢をさせるなど。担当保育士ら2人が関わったという。
区保育運営・整備支援課によ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル