原子力損害賠償・廃炉等支援機構は8日、東京電力福島第1原発の廃炉に関する技術的な助言をまとめた2019年版「廃炉戦略プラン」の要旨を公表した。21年に最初に溶融核燃料(デブリ)の取り出しを始めるのは2号機が適切だと明記し、取り出し後は容器に入れて敷地内の設備に移送して保管することなどを盛り込んだ。
今秋にも正式に戦略プランを取りまとめた上で、政府と東電が廃炉工程を定めた中長期ロードマップを改定する。
要旨では、デブリ取り出しに伴うリスク増加を最小限にするため、現場の状態を大きく変えずに既存の安全システムを活用することが基本だと指摘した。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment