自動車部品最大手デンソー製の燃料ポンプに不具合が相次ぎ、国内累計380万台超がリコール(回収・無償修理)されている問題で、デンソー製の燃料ポンプを搭載した車が今年7月、高速道路上でエンストを起こして停車後、追突され、同乗者が死亡していたことが、ホンダなどへの取材でわかった。この車はリコール対象になっておらず、ホンダは追加のリコールを10月に国土交通省に届け出た。
デンソー製の燃料ポンプをめぐっては2020年3月以降、ホンダを含む八つの自動車メーカーから19回にわたってリコールが届け出られている。この不具合に関連して、死亡事故が明らかになったのは初めて。
情報提供は朝日新聞社会部へ
燃料ポンプの不具合やリコールなど情報提供は朝日新聞社会部(shakaibu@asahi.com
事故は7月30日昼、鳥取市の鳥取自動車道のトンネル内で起きた。鳥取県警によると、50代の男性がホンダの軽乗用車を運転していたところエンストし、道路脇に停車。後ろから走ってきた車に追突された。後部座席の男性の80代の父親が死亡し、男性と母親はけがをした。
「事故の直接原因ではない」と公表せず
県警は今月、追突した車の運…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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