トゥクトゥク日本一周 名物編集者の運転手が交流(産経新聞)

 大手出版社「幻冬舎」の名物編集者で、コメンテーターとしても活躍する箕輪厚介さんの専属運転手、丸山紘平さん(25)=東京都大田区=が「自分探し」をしようと、箕輪さんの愛用する東南アジアの自動三輪車「トゥクトゥク」に乗って日本一周の旅を続けている。今月に入って淡路島を訪れ、幼稚園児らと交流を深めた。

 丸山さんは大阪府河内長野市出身で、陸上自衛隊を経て上京。実業家・堀江貴文さんの「他動力」などヒット作を次々に手掛け、憧れの存在だった箕輪さんが今年4月、仕事の送迎用に購入した「トゥクトゥク」の運転手を募集すると、「無給で働かせてほしい」と志願して採用された。

 箕輪さんは、丸山さんの「無給」という言葉を面白がり、丸山さん運転のトゥクトゥクで仕事場へ向かう様子や丸山さんの失敗談などをツイッターで紹介。箕輪さんのファンらに「まるちゃん」の愛称で浸透していった。

 一時はお笑い芸人を目指したという丸山さんの目標は、箕輪さんが持論にしている「地方活性化」と「箕輪さんのように有名になりたい」。そこで、仕事に慣れた今夏、「トゥクトゥクで日本一周をさせてほしい。費用は自分で捻出する」と志願すると、箕輪さんは二つ返事で了承した。

 丸山さんは、インターネット上で資金を調達する「クラウドファンディング」を始め、箕輪さんのファンを中心に約240人から約230万円を集めることに成功。9月17日に都内の箕輪さんの自宅から西日本へ向けて出発した。

 ツイッターを通じて丸山さんの挑戦に賛同した人たちの協力で、道中に各地のイベントなどに参加。淡路島入りした今月2日には、洲本市の柳幼稚園でトゥクトゥクの試乗体験会を開くなど交流を深めた。今後は中四国や九州などを時計回りで進み、11月中旬に東京に戻る予定だ。

 丸山さんは「旅に出られたのは箕輪さんの力。もちろん有名になりたいけど、では有名になって何ができるのか。全国各地の皆さんと交流しながら、自分が進むべき道を模索していきたい」と話している。

 道中の様子はツイッター「ミノトゥク日本一周」などで常時配信している。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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