環境省は、トキの野生復帰をめざし放鳥する2地域(石川県と県内9市町、島根県出雲市)を選び、5日に発表した。野生復帰に必要な環境整備を進め、2026年度以降に本州で初となる放鳥を行う方針だ。
日本産の最後のトキは03年に死亡。中国から贈られたトキを繁殖させ、08年からトキを放鳥する野生復帰事業を新潟県佐渡市で進めていて、環境省によると生息数は昨年末、約480羽まで増えた。本州では佐渡市からの飛来はあるが、生息までは確認されていないという。
2地域ではエサ場となる水田…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル