【動画】「ヤリス」の最新安全装備の一つ「高度駐車支援システム」=千葉卓朗撮影
トヨタ自動車は20日、来年2月に発売する小型車「ヤリス」の価格を公表した。ヤリスは「ヴィッツ」を改名した後継車。現行のヴィッツより価格は高いが、最新機能を標準装備し、燃費も向上した。安さが特徴の小型車市場に「高性能」で挑むが、発売時期は平成の時代からライバルにある、あの車の新型とも重なり、注目が集まっている。
価格帯(消費税込み)は139万5千円~249万3千円。量販グレードの排気量1.5リットルエンジン車は、159万8千円。ヴィッツの同グレードは150万9200円で、8万8800円高い。ハイブリッド車(HV)の最安価格は、ヤリスが199万8千円で、ヴィッツの185万3500円より14万4500円高い。
最新の安全技術を採用
価格が高くなった最大の要因は、最新機能を標準装備したことだ。特に安全面では、交差点内で歩行者を検知して衝突を避ける自動ブレーキや、高速道路で前方との車間距離を自動で保つ機能など最新装備を盛り込んだ。開発担当の末沢泰謙チーフエンジニアは「高齢者から若者まで本当に多くの人が使うのが小型車。だからこそ、最新の安全技術を採用した」と話す。
ヤリスの販売地域は、日本や欧…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル