18日正午ごろ、北海道八雲町野田生の国道5号で、都市間高速バスと豚を運ぶトラックが衝突した。八雲町消防本部と道警八雲署によると、17人がけがをして病院に運ばれ、うち3人が心肺停止。この3人はバスとトラックの運転手、バス乗客の女性という。バス会社によると、バスを運転していた興膳孝幸さん(64)の死亡が確認されたという。
バスを運行する北都交通(本社・札幌市)によると、事故に遭ったのは「都市間高速バス高速はこだて号」。札幌駅を18日午前7時50分に出発し、函館市に午後1時45分に到着する予定だった。乗客18人と運転手の興膳さんが乗っていたが、うち乗客3人が事故前に八雲停留所で降りた。興膳さんには出発前に呼気検査を実施して異常はなかったという。
トラックは豚を多数積んでいた。事故で豚が周囲に逃げ出した。
現場は函館市から北西へ約60キロ。片側1車線の直線道路で、景観の美しさで知られる内浦湾(噴火湾)沿い。近くには町立野田生中学校がある。道警は付近の国道約10キロを通行止めにした。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル