トランプ氏好み?宮中晩さん会メインは羊でなく牛肉(日刊スポーツ)

令和最初の国賓として来日中のトランプ米大統領を歓迎し、天皇、皇后両陛下が初めて主催する宮中晩さん会が27日夜、皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた。トランプ氏と天皇陛下は午後7時35分、並んで豊明殿に入場し着席。トランプ氏の右隣には皇后陛下、天皇陛下の左隣にはメラニア大統領夫人が着席した。

着席時、食卓の上にはクロワッサンを含むパン2つ、グラス5つ。メニューは明治時代からの慣例に則い、フランス料理のフルコースとなった。コンソメスープ、平目のムニエル、牛肉のステーキ、果物。さらに、宮中晩さん会で各国の要人に振る舞われてきた、富士山の形をしたアイスクリームも用意された。

晩さん会のメインディッシュは栃木県の御料牧場で育てた、羊肉の蒸し焼きが提供されることが多かった。世界各国の宗教で制約、忌避されることが少ないことなどが理由として考えられる。14年にオバマ前大統領を迎えた宮中晩さん会でも羊肉の蒸し焼きが提供されたが、今回はトランプ氏の好みに合わせたようだ。

宮内庁楽部が米国国歌を演奏する中、トランプ氏は起立し、右手を胸に当て、左手のシャンパンを飲み、笑みを浮かべた。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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