国際芸術祭『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」を巡る発言や運営方法などについて、名古屋市の河村市長が愛知県の大村知事に対し、公開質問状を出しました。
「表現の不自由展・その後」を巡っては、公共事業としてふさわしくないと中止を求めた河村市長に対し、大村知事は検閲に当たると批判するなど、両者の間で応酬が続いています。
大村知事宛てに出した質問状で河村市長は、「検閲の概念を持ち出すのは不相応ではないか」や、「企画展の中止解除の適否を実行委員会に諮らないのは不適切ではないか」など、7点について問いただしています。
中には、芸術監督の津田大介さんに対し、少女像などについて展示品として相応しい芸術的な価値があると考えた根拠を問う質問もあります。
昭和天皇の写真が燃やされる映像や、従軍慰安婦の象徴とされる少女像などが展示された「表現の不自由展・その後」は、トリエンナーレ実行委員会への脅迫が相次いだことなどから、開幕からわずか3日間で展示が中止されています。
東海テレビ
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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