今年が漫画「ドラえもん」の連載開始から50周年であることを記念し、小学館はコミックス全45巻の豪華愛蔵版セット「100年ドラえもん」を販売する。
価格は7万7千円(税込み)。高額商品だが、ドラえもんが誕生する22世紀まで読み継がれることを願って数々のこだわり加工をほどこした結果、現行のコミックスより1冊当たりの原価率は高くなった。販売担当者は「利益が多く出るものではないが、コンセプトを大事にして多くの方に読んでもらいたい」と話す。
現行のてんとう虫コミックス「ドラえもん」は、国内発行部数8800万部を誇るベストセラー。1974年に発行された単行本1巻は、現在までに251刷を数える。小学館ドラえもんルーム編集長の徳山雅記さんは「100年後に紙の漫画があるか分からないが、『ドラえもん』は世代を超えて読まれて欲しい。豪華で堅牢な仕様に徹底的にこだわった」と話す。
全巻ハードカバーで、表面素材…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル